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無事にジュリアの両親に結婚の許しを得たサンチェとジュリア

サンチェの両親は挨拶は適当に済ませ

サンチェ  「親父!ジュリアと結婚するから」

サンチェ父「ジュリアは納得してるのか?」

サンチェ  「当り前だろ〜」

サンチェ父「・・・ジュリアは男を見る目がないな」

サンチェ  「ほっていてくれ」

今度はサンチェとサンチェ両親が共にジュリアの両親に挨拶に!

前回の「娘さんを下さい」でチョット余裕のサンチェ

サンチェ両親は緊張した様子で車内も落ち着かないようであった

サンチェ母「お父さんチャント挨拶してよ・・・あ〜心配だわ」

サンチェ父「そんなに心配なら御前が挨拶すればいいだろう!」

サンチェ母「なに言ってるの!こんな時に私がベラベラ喋ったら!

       母親がペラペラうるさい家かと思われるよ」

ジュリア家の皆様!もう解っているとは思うがサンチェ母はペラペラとよく喋ります

ジュリア家に着いたサンチェ家一同!

玄関での挨拶は大変長くなかなか家に上がろうとしない両親・・・

1人でズカズカと家に入るサンチェ

ジュリア父が一言 「おお!今日は随分ラクな格好じゃーの〜もう安心したか?」

・・・スーツで来れば良かった・・・まだ安心してはいけないようです(汗)

そんなこんなで豪華な食事を御馳走になりお酒も頂き

和気藹々とした雰囲気で両親の顔合わせは幕を閉じたのである

さて由緒正しきサンチェ家では「結納」っという儀式が待っていたのだ

最近では結納なし!っと言うパターンも多いそうだが

これは中々ネタになるかな?っと(冗談ですよお父さん)

サンチェは長男であり、ゆくゆくはジュリア共々サンチェ両親の面倒を看るのが自然の流れ!

まぁーそんな訳で結納が執り行われる事となりました

で結納!っとはと聞かれるとサンチェもチョット困るのだが

結納とは『世間に婚約を公表し、正式に認めてもらう』という重要な意味を持つのです。っと書いてあった

仲人が使者として男性の家と女性の家の双方へ出向き、結納品の受け渡しを行います。っとも書いてあった

サンチェとジュリアの結婚には仲人さんはいないので今回は使者なしである

ジュリア家にサンチェと両親が結納品を持っていく事となったのだ

しかし、問題の結納品がないのであり困ったサンチェ

そこで数年前に結婚したI上司に聞いてみると「おう!あるぞ貸してやろう!」っとの事

購入も考えたが、サンチェの次に誰が使う?って話になり早速お借りした

で、今回サンチェ家が持参したのは以下の7品目

@熨斗(のし)【鶴】
尻尾にあたる部分は鮑(あわび)をたたいて伸ばしたもので、
贈り物には必ず添える貴重なもので長生不死を象徴します。
鶴は、千年の長寿を祝い、一方が死んでも他の鶴と一緒にならないという貞節を表しています。

A寿栄広(すえひろ)【亀】
白無地の扇子で、純白・無垢・末広がりを象徴します。
亀は、万年の長寿を祝い、急がず休まず末永く歩んで行くようにとの願いを表しています。

B御帯(おんおび)【松】
細工の下の引出しの中には「帯料」、つまり結納金を納めます。
松は、いつまでも変わらぬ緑のように、繁栄することを願っています。

C家内喜多留(やなぎだる)【竹】
細工の下の引出しの中には「酒料」を納めます。 竹は、まっすぐに成長をする節度を表しています。

D松魚(かつお)【梅】
松魚とは鰹節のことで、細工の下の引出しの中には「魚料」を納めます。
梅は、長い冬を耐え春に先駆けてもっとも早く花が咲き、実がなる美しさと忍耐を表しています。

E友白髪(ともしらが)【鳳凰】
手前の白い束は麻で作られたもので白髪を表しています。
ともに白髪の生えるまでの長生きを願っています。

F福槌(ふくつち)【小槌】
木製の槌の形をした縁起物の飾り。 婚約指輪がない時の変わりに使ったします

実は後で知ったのだが地域によって結納品がカナリ違うので参考にしない事

数も重要であり、9品目・7品目・5品目っと奇数に合わせるらしい

さて、結納の当日となり

今回のサンチェの服装はダークスーツにセミフォーマルのネクタイ!(今回は完璧である)

ジュリアの方はグレーのスーツであった(大人の女性風である)

ジュリア家の到着したサンチェ家一同は挨拶をすませると

早速、仏壇のある部屋で結納品の設置である

・・・その姿を見守るジュリア家一同・・・(汗)

結婚式場で聞いた話だと

「結納品の設置の時はジュリア家の皆さんは別室で待ってくれるハズですから、緊張する事はないですよ」

・・・地域によって違うらしい。

ああ・・・こんな事なら一度家で組み立てて予行演習しとけばよかった

実は置き方にも色々とあり(床柱の右に設置か左に設置か?) 難しいのである

並べ方の見本の紙を見ながら結納品を並べる3人

まぁー何とかなるであろうと思っていたが・・・ アレこのパーツは何処に使うのだ?

この台の向きは? ムムこの台の上に置く鳳凰とやらは何処にあるのだ?

サンチェ父「おいあったぞ!これじゃないのか?」

サンチェ母「違いますよお父さん、これは鶴ですよ」

サンチェ  「・・・・・」

・・・はじめの厳粛な雰囲気はどこに?

5分後、サンチェ親子は静かになった・・・完成したのかな?

いや・・・違います・・・無いんです

無いんです「鳳凰」が!・・・ともに白髪の生えるまでの友白髪(鳳凰)がないのです

何度も空の箱をのぞきこみ、

不自然に車へ行くサンチェ父(車の中に落ちてないか?確かめる為)

そのただならぬ雰囲気をジュリア家も察したのか?

重い空気が部屋に・・・・

取扱説明書をもう一度見直すサンチェ

サンチェ  「ムム?この鶴の下に敷いてあるが鳳凰では!」

サンチェ父「ヤヤ!本当だ!でかしたぞ

鶴の下に鳳凰を飾っていたのだ・・・

飾る?鶴の下に敷く紙と鳳凰を勘違いしていたのである

鳳凰様の上に鶴を置いていたのだ

つまり同じ台に2個! それは足りなくて当然!

ジュリア家一同の熱い視線を感じながらそーと鳳凰を移動

そして設置開始から15分後やっと結納の儀が始まったのであった

サンチェ父「このたびはお宅様の御嬢様ジュリアと私共の長男との婚約には 早速ご承諾頂きまして、

誠にありがとうございました 本日は心ばかりの印ですが結納のお届けをさせていただきました

幾久しくお受け下さい」

続いてジュリアの父が 「結納の品々、目録通り相違ございません 幾久しくお受け致します」

『幾久しく』?(いくひさしく)余り日常会話では使われない言葉だが

読んで字のごとく「いつまでも久しく」の意である

結納にはこの『幾久しく』がキーワードであり必須項目であるらしい

きっとサンチェ父もジュリア父も 「結婚の手引き」風の本を買って色々と考えたのであろう・・・ご苦労様です

続いて運ばれて来たお酒を頂いてあとは宴会へと!

はじめはどうなるかと思ったが無事幕を閉じたのでした

っでこの結納セットなのだが・・・いつまで飾っておくものなのか?

邪魔にもなるし・・・結婚式の1週間前とも書いてあったが(本に)

I上司の借り物だし・・・必要なければ・・・取りに行こうかなぁーと思っていたサンチェ

そんなある日ジュリアから

「あの結納セット気に入ったらしくて、

今度はジュリア弟の時に使うかなぁーってお父さんが言っていたよ」

・・・エ”!アレ結納セットって返してもらえないの・・・

ジュリア「エ”アレって返すものなの?ジュリア家はもらえるっと思ってるよ」

I上司さん・・・どうやら帰って来ないようです・・・結納セット

買取ます・・・おいくらですか(汗)

・・・結納とは地域によって色々と違うらしい。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



結婚前の若人に告ぐ 結納の儀の注意点 !
1.事前に結納の組み立てはしておく事
2.結納とは地域によってカナリ異なる。事前にチェック!
3.鳳凰とは下に引く紙によく似ている

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